訪問介護のメニューには自宅の掃除が盛り込まれています。
そこで介護ヘルパーが自宅訪問すると部屋の中はかなり散乱しています。
「一緒にお掃除しませんか?」(訪問介護ヘルパー)
まだまだ身体が動く利用者のお宅に訪問した介護ヘルパーがそう声をかけても
「自分でしてるから大丈夫よ。さ、一緒にお茶でも飲みましょう」(軽度認知症の利用者)
といつも話をはぐらかされてしまいます。
訪問介護で毎回、掃除を促しても「大丈夫だから」「自分でしているから」と断られてしまう認知症の利用者に対して堂宇が臥せばいいのでしょうか?
「掃除は自分でできるから」訪問介護時に毎回掃除拒否する認知症の利用者
「掃除は自分でできるから」
そう言って毎回 部屋の掃除を拒否する認知症の利用者さんに手を焼いていませんか?

「鈴木さんにはさん、ご一緒に掃除をしませんか?」

「いつも掃除は自分でやっているから大丈夫
さあ、こっちに座ってお茶でも飲みましょう」

「掃除がうまくできていないようなので、一緒に掃除をしましょうよ」
※ついイライラ

「自分で掃除はできるし、いつもしているわ。
さあ、それよりもこっちに来てお茶でも飲んでくださいな」
どうも独居の鈴木さんには日頃から寂しい想いをしているせいか、たまの介護ヘルパーの訪問で話し相手が欲しかったのかもしれません。
でも、そんな話し相手をしていては決められた介護サービスのメニューをこなせないのも現実です。
掃除拒否する認知症の利用者さんいは「掃除」という言葉を「ゴミ出し」に変えるとうまくいくかもしれない
訪問籠ヘルパーが「一緒に掃除をさせてもらえませんか?」と声をかけても
「自分で掃除くらいはするから結構よ」:
と掃除拒否をする利用者さんはいませんか?
そんな掃除拒否をする利用者のお部屋の中ほど足の踏み場もないほど散らかっています。
そこで、「掃除」という言葉よりも「ゴミ出し」という言葉に変えてみてはいががしてみてはいかがえしょうか?

「鈴木さんにはさん、ご一緒に掃除をしませんか?」

「いつも掃除は自分でやっているから大丈夫
さあ、こっちに座ってお茶でも飲みましょう」

「では、鈴木さんになにかお困りのことはないですか?
例えばゴミ出しとか?
ここはマンションの3階だからゴミ出しも大変でしょう?
なにか捨てるごみはありませんか?
次回のゴミ出しで簡単に出せるようにまとめておきましょう。」

「そうだねぇ、いつもゴミ出しが大変なんだよ。
次のゴミの曜日はいつだっかねぇ・・・」
掃除にこだわるのではなく、別の切り口も利用者さんのお困りごとを探してみましょう。
利用者が介護ヘルパーの気持ちを受け止めてくれるまで時間をかけて待つというのも時には有効化もしれません。
焦らずそんな時間を持つことがより信頼関係を築いてスムーズな介助ができることもあります。

「鈴木さん、いつもお掃除頑張っていてお疲れじゃありませんか?
もしよろしければ鈴木さんと一緒にお掃除させていただいて、コツを教えてもらえませんか?
いつも私 掃除が下手くそでよく利用者っさんに叱られてるんです。」

「おやおや、そんな掃除も上手にできない人をよこすなんてあんたの会社も困ったもんだね。
しょうがないから教えてあげるから、ちゃんと身につけなさいよ。
ほらそこに掃除機があるから持ってきてごらん」
認知症の利用者さんの場合はまわりの顔z九の指摘があっても、本人は「自分でできる」と思い込んでいることも多くあります。
ですから「自分でいるも掃除しているから」と思い込んでいるなら介護ヘルパーの掃除の声かけにもきっと耳を貸さないでしょう。
同じやり取りの繰り返しではなかなか結果は出ないものです。
「自分で掃除くらいできる」
と思い込んでいる利用者さんにいくら掃除を促す声かけをしても答えは同じです。
ですが「掃除ができていない」というの事実です。
そのことを直接指摘するのではなく、
利用者ンのできているところを評価すること
を心がけるのもいい結果を及ぼすこともあります。
毎回、掃除拒否をする利用者を
・頑固な人
・整理整頓ができない人
と捉えるのではなく
・「普段から困っている子は無いか?」
・利用者の人生経験を活かして良好な関係が築けないか?
少しでもなにかの切り口を探してみましょう。